求人を見ていると社員寮を完備している企業が多くあります。社員寮は住居を企業が用意してくれるので、生活コストを節約できる魅力的な制度です。
しかし、社員寮に対してこんな疑問を持っていませんか?

社員寮ではどんな生活をするのか?

住む部屋を決められるのか?
他にも様々な疑問があるかと思います。不安が解消できなければ、応募に踏み切れないですよね。
今回は、社員寮とはどんな部屋なのか、住むメリット・デメリットについて解説します。
この記事を読めば、社員寮のことがよく分かり、自分に合っているか判断することも可能です。寮付きの求人が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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会社の「社員寮」とは?

社員寮とは、会社が自社の社員のために生活する住まいを提供してくれる制度です。
社員寮の種類には主に以下の3つがあります。
- 独身寮
- 単身赴任寮
- 家族寮
独身寮・単身赴任寮は、基本的には1人暮らしをすることを前提に提供されています。家族寮は、従業員とその家族が住むことを目的として作られています。
寮の設備や備品は会社によって違うので注意しましょう。バス・トイレ・水道・洗濯機が共同のところや逆にすべて個別に設置されている寮もあります。
社員寮の寮費は「無料〜3万円程度」が相場です。建物や周囲の環境を確認してから入居することが大切です。
会社の社員寮のデメリット

会社の社員寮には、実際に生活してみないとわからないデメリットが多く存在します。
とくに以下のような点は、SNSなどでも不満として多く挙げられており、「やめとけ」と言われる大きな理由です。
こうした環境は人によっては強いストレスにつながり、実際に「プライベートがない」「辞めるタイミングが難しい」といった声も多く見られます。以下で詳しく解説します。
1.家に帰っても会社の人がいる
社員寮では同僚や上司と同じ建物で生活するため、仕事が終わっても完全に気を抜けない環境です。
「休憩時間くらい一人になりたい」「休日でも顔を合わせるのがしんどい」という声がSNSでも目立ちます。
このように、常に人間関係に気を遣う必要があり、リラックスできるはずの自宅でさえ仕事モードが続いてしまう人も多いです。
寮内でのトラブルや気まずい雰囲気が一度できると、逃げ場がなくなるという問題も指摘されています。
2.寮のルール従うのが面倒くさい
社員寮には門限や掃除当番、ゴミ出しルールなど独自の決まりがあり、それが日常的なストレスになる方もいます。
「社会人になってまで学校のようなルールがあるのはおかしい」という不満は少なくありません。
小さなルールでも、毎日の積み重ねでストレスは大きくなるかもしれません。
また、ルールを守らないと同僚から陰口を言われるなど、共同生活特有の人間関係トラブルに発展するケースもあるでしょう。
3.仕事を辞めると家も失う
社員寮は会社が提供する住まいのため、仕事を辞めるとすぐに退去しなければならないケースがほとんどです。
そのため「仕事が合わないと感じても、家を失う不安があって辞められない」という声が多いのも事実です。
特に地方勤務や工場勤務では、次の住まいを急いで探す必要があり、引っ越し費用や新生活準備が大きな負担になります。
このリスクがあるため、転職やキャリアチェンジを考える際の選択肢が狭まることは大きなデメリットと言えるでしょう。
お金はあるけど、家がないと悩んだときに役立つ内容は、以下の記事で詳しく解説しています。参考にしてくださいね。

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会社の社員寮に入る3つのメリット

ここからは会社の寮に入るメリットを3つ解説します。
それぞれについて解説します。
1.寮費や光熱費の負担が少ない
社員寮に入る1つ目のメリットは、寮費や光熱費の負担が少ないことです。
社員寮は、基本的に会社が数割〜全額負担しています。福利厚生として建てられているため、このように安く住めるのです。
中には、水道代・光熱費を負担してくれる企業もあります。こうした費用は生活に欠かせないコストのため、会社が負担してくれれば生活がとても楽になります。
浮いた生活費は、貯金や趣味に投資できるため、仕事へのモチベーションも上がります。
2.会社・職場の近くに住める
社員寮の2つ目のメリットは、会社の近くに住めることです。
社員寮は会社の近くに建てられていることも多いため、通勤時間が節約できて、プライベートの時間が取りやすい環境といえます。
例えば、往復で2時間を通勤に使っている人と、往復で徒歩10分で通勤している人では、1日110分もプライベートに使える時間に差があります。
110分もあれば、気分転換もできますし、身体を休めたり、趣味の時間に使ったりできますので、精神的にも安定して働けるでしょう。
さらに、自分でアパートを借りる場合、寮費が安くなおかつ会社に近い物件を探すのはとても苦労します。
会社の寮の場合には、物件探しをする必要が無いことも大きなメリットです。
3.社員同士の交流が盛ん
社員寮の3つ目のメリットは、社員同士の交流が盛んなことです。
社員寮は、1人ひとりに個室が与えられることが多いですが、同じ敷地内で他の従業員も暮らしていることも多いです。
社員寮に住んでいる他の従業員も地元を離れて引っ越してきた人が多いため、交流しやすい環境が整っています。
初めてひとり暮らしをする女性にとっても、会社の同僚が近くに暮らしている環境は心強いといえます。
また、その寮に食堂が入っていたら、一緒に食卓を囲みます。ご飯を食べながら交流することで、自然と打ち解けやすくなるでしょう。
社員寮で社員同士の交流を深めることができれば、仕事でチームワークを発揮しやすくなり、楽しく働けます。
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まとめ 会社の社員寮のメリット・デメリットについて

今回は、社員寮について紹介しました。社員寮は、社員が生活する場所を提供してくれる制度です。以下で記事のまとめをしていきましょう。
【会社の寮の種類】
- 独身寮
- 単身赴任寮
- 家族寮
【会社の寮に入るメリット】
- 寮費や光熱費の負担が少ない
- 会社・職場の近くに住める
- 社員同士の交流が盛ん
【会社の寮に入るデメリット】
- プライベートが確保しにくい
- 休日に上司や先輩と会ってしまい、飲み会に誘われることもある
- どうしてもプライベートを優先したい場合には自分でアパートを借りる
【会社の寮に入るのがおすすめな人】
- 仲間をたくさん作りたい人
- 人間関係のストレスを感じにくい人
- できるだけ生活費を安くしたい人
会社の寮に入ることを検討する場合は、どんなところに住めるのか、寮費や光熱費はどのくらい負担するのかよく確認してから判断してくださいね。
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