今回の記事では、一人暮らしの生活費を10万円に抑える方法について紹介します。
「一人暮らしの平均生活費は?」
「今すぐ実行できる節約方法は?収入アップを図る方法は?」
「出費の大きな割合を占める家賃を抑えたい」
一人暮らしをすると、生活にかかるすべての費用を自分で支払わなければなりません。
衣食住にかかわるコストだけでなく交際費や交通費なども含めると、特にぜいたくをした覚えはなくてもいつの間にか大きな出費になってしまったという人も多いのではないでしょうか?
一人暮らしの生活費を10万円に抑える方法だけでなく平均生活費や内訳、収入アップの方法についても解説しているので、一人暮らしの生活費を10万円に抑えた人はぜひチェックしてみてください。
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一人暮らしの生活費は10万円以内にできる?
結論から上げると、一人暮らしでも生活費を10万円以内に抑えられます。
ただし、特に意識することなくお金を使っていればあっという間に10万円を超えてしまうため、あらゆる工夫や節約が必要となるでしょう。
一人暮らしの生活費の平均と内訳は?
最初に、一人暮らしの平均生活費や内訳について解説します。
一人暮らしの平均生活費は「15.5万円」
一人暮らしの平均生活費は15.5万円です。
一人暮らしの生活費の内訳
総務省の調査によると、単身者の1カ月の平均生活費と内訳は以下の通りです。
月額生活費 | 全体平均 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
消費支出合計 | 155,046円 | 160,403円 | 150,357円 |
食料 | 41,731円 | 44,960円 | 38,908円 |
住居 | 22,118円 | 24,513円 | 20,022円 |
光熱・水道 | 11,383円 | 10,416円 | 12,227円 |
家具・家事用品 | 5,830円 | 4,955円 | 6,595円 |
被服及び履物 | 4,843円 | 3,363円 | 6,139円 |
保健医療 | 7,703円 | 7,159円 | 8,178円 |
交通・通信 | 18,916円 | 21,649円 | 16,524円 |
教育 | 8円 | 15円 | 2円 |
教養娯楽 | 17,654円 | 20,881円 | 14,834円 |
その他 | 24,860円 | 22,491円 | 26,929円 |
月の平均生活費は約15.5万円です。男性は約16万円、女性は約15万円となっています。
食費や光熱費など、生きていく上で欠かせないコスト以外にも、交通費や娯楽費なども積み重なると大きな出費となります。
快適な生活を際限なく求めると、どのコストもあっという間に積み重なってしまい、節約が難しくなってしまうでしょう。
必要経費を把握し、無理なく節約できるコストを把握することが大切です。
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一人暮らしの生活費を10万円に抑えるポイントは「家賃」
一人暮らしの生活費を10万円に抑えられるかどうかは「家賃」の有無によって大きく異なります。
総務省の調査によると、全国の一人暮らしの平均家賃は約5万円です。
つまり、家賃の支払いが不要になれば、5万円ほどの節約になるということです。
食費や光熱費などの節約と合わせると、一人暮らしの生活費を10万円以内に抑えることも不可能ではありません。
逆に言えば、家賃が出費の多くを占めている人は食費や光熱費、通信費などの固定費を下げてもなかなか10万円以内にすることは難しいでしょう。
一人暮らしの生活費を10万円にできるかどうかは、家賃抜きか家賃込みかで難易度が変わると言えます。
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【一人暮らしの生活費を10万円に抑える】家賃を節約する方法3選
家賃を節約する方法について3つ紹介します。
- 実家に帰る
- 友人や知人の家を間借りする
- 住み込み仕事に就く
実家に帰る
一人暮らしではなくなってしまうため、実家に帰るのは最終手段と捉えた方がいいでしょう。
実家に帰れば家賃をゼロもしくは限りなく安く抑えられるだけでなく、住み慣れた家で生活を再スタートできるというメリットもあります。
しかし、実家が田舎にある場合などは生活が不便になるなどのデメリットも考えられます。
現在都会に住んでいる人が田舎に帰る場合、現職を辞めなければならないかもしれません。
実家に帰るかは、メリットとデメリットだけでなく今後の生活も踏まえた上で検討することをおすすめします。
友人や知人の家を間借りするもしくはルームシェアをする
現在住んでいる部屋の近くに友人や知人が住んでいる場合は、住所を一緒にしてしまうのも一つの手段です。
友人を自分の部屋に呼んでルームシェアをするか、自分が友人の家を間借りするなどの手段があります。
仲の良い知人や友人であれば精神的に楽しく過ごせるだけでなく、家事の負担も半々にできるなどのメリットもあります。
ただし、知人や友人もしくは自分がルームシェアを解消したくなった場合は、解約のタイミングが難しいなどのリスクも考えられるでしょう。
また、家賃や生活費を負担する割合もトラブルの一因になる可能性があります。
ルームシェアをする場合は、知人や友人と契約期間や支払について誓約書を作成して、明確にしておくことをおすすめします。
住み込み仕事に就く
住み込み仕事とは、企業が用意した寮や社宅に住みながら働く形態です。
家賃だけでなく光熱費や食費の負担が軽減されるため、容易に生活費を10万円以内に抑えることができます。
住み込み仕事は資格やスキルが無くても採用されやすい仕事も多々あり、すぐに働き始められる可能性も十分にあるでしょう。
引越しにかかる初期費用や家賃は企業負担になる場合がほとんどのため、現在まとまったお金が無い人でも働き始めやすいのも特徴です。
ただし、住み込み仕事は通い仕事と比べて選べる職種や業種が少ないため、自分の条件に合った仕事が見つかるとは限りません。
住み込み仕事の求人サイトは複数あるので、求人数や特徴などに応じて、自分のニーズに合った求人サイトを選びましょう。
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【生活費を10万円以内に抑える!】すぐに実践できる節約方法3選
「家賃を抑えるのは難しい」という方も多いと思います。
すぐに生活費を節約する方法として、以下の3つが挙げられます。
- 食費を見直す
- 光熱費を削減する
- 保険料や通信費などの固定費を見直す
食費を見直す
生活費において食費は大きな割合を占めます。
外食やカフェなどを頻繁に利用していると、1回あたりの出費は数百円から1,000円程度でも、積み重なって数万円の出費になってしまうでしょう。
生活費を10万円以内に抑えるためには、食費を見直し、自炊や中食をうまく取り入れるのがおすすめです。
光熱費を削減する
「いつもエアコンをつけっぱなしにしている」「お風呂のお湯を何度も沸かし直している」という生活を送っていると、高額な請求に繋がってしまいます。
光熱費は意識するだけで、日々のコストを節約できます。
例えば、エアコンの温度設定を極端に下げない・上げない、お風呂は1回沸かしたら入浴を済ませるなどを意識すると毎日の節約は数円程度でも、1ヶ月単位で見れば大きな節約になるでしょう。
また、電力会社やガス会社との契約内容を見直すと、同じ電気やガスの使い方をしてもコストを抑えられるかもしれません。
料金プランの見直しも、光熱費の節約においておすすめです。
保険料や通信費などの固定費を見直す
食費や光熱費のような変動費だけでなく、保険料や通信費などの固定費も節約できます。
不要な保障を契約していたり、使用していないサブスクリプションが通信費に含まれていたりすると、気づかないうちに無駄なコストを支払っているかもしれません。
固定費は自動的に引き落とされるなど、あまり内訳を気にしない人もいるでしょう。
しかし、固定費は契約を見直すだけですぐに節約できるので、内訳をチェックして余計な契約をやめるといいでしょう。
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一人暮らしの生活費を10万円に抑えるための理想のモデルケース
ここでは、一人暮らしの生活費を10万円に抑えるためのモデルケースを紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。(太字は節約した金額)
月額生活費 | 全体平均 | モデルケース |
---|---|---|
消費支出合計 | 155,046円 | 99,541円 |
食料 | 41,731円 | 30,000円 |
住居 | 22,118円 | 0円 |
光熱・水道 | 11,383円 | 8,000円 |
家具・家事用品 | 5,830円 | 5,830円 |
被服及び履物 | 4,843円 | 4,843円 |
保健医療 | 7,703円 | 3,000円 |
交通・通信 | 18,916円 | 8,000円 |
教育 | 8円 | 8円 |
教養娯楽 | 17,654円 | 15,000円 |
その他 | 24,860円 | 24,860円 |
食費や住居費、通信費などは占める割合が大きいため、節約しやすいポイントです。
また、娯楽やその他の出費を抑えることで、9万円、8万円とさらに生活費を抑えることができます。
収入を増やす方法3選
上記では節約方法について解説しましたが、生活に金銭的な余裕を持たせるには収入アップも効果的です。
ここでは収入を増やす方法について3つ紹介します。
- 現職の収入アップを図る
- 副業する
- 転職する
現職の収入アップを図る
現職を継続する人は、その仕事で収入アップができるか検討してみてください。
例えば、資格を獲得すると一時金が付与されたり、今後の給与がアップしたりするかもしれません。
また、昇給の対象になるように今一度条件を見直すこともおすすめです。
ただし、現職での収入アップは今すぐに効果があるとは言えないため注意してください。
企業によって昇給のタイミングが決まっていたり、年功序列だったりすると若い人がすぐに収入アップするのは難しいでしょう。
副業する
転職はせずに現職を続けたまま収入アップをしたい場合、副業がおすすめです。
副業はすぐに収入を得られる上に転職活動をしなくていいため、スピード感を重視する人はぜひチェックしてみてください。
例えば、本職が終わったあとの数時間で飲食店などでアルバイトをするケースや、在宅のフリーランスとしてパソコン仕事をするケースなどが挙げられます。
稼げる金額や仕事内容などから、自分に合った副業を選択してみてください。
ただし、副業に力を入れすぎて本業をおろそかにするような事態にならないように注意が必要です。してください。
本業の時間、副業の時間、自分の体力やプライベートな時間とのバランスを考えて、副業をするようにしましょう。
転職する
現職での収入アップが難しい場合、転職してしまうのも一つの手段です。
転職は一気に収入アップできる手段でもあり、今後の生活を楽にできるでしょう。
転職エージェントを活用すれば、現職と並行しながらでも無理なく転職活動ができるでしょう。
志望動機をまとめておく、転職先に求める条件に優先順位を付けておくと、転職活動をスムーズに成功させられるかもしれません。
一方、転職活動の準備が不足しているとなかなか転職先が決まらず苦労する可能性も考えられます。
ただ収入アップをしたいというだけでなく、自分を採用することでメリットがあると転職先に思ってもらうことが大切です。
まとめ:一人暮らしの生活費を10万円以内に抑えるポイントは『家賃』
今回の記事では、一人暮らしの生活費を10万円に抑える方法について解説しました。
結論から言えば、一人暮らしの生活費を10万円に抑えることは不可能ではありませんが、様々な工夫や節約が必要となります。
特に、生活費の内訳の多くを占める『家賃』は重要なポイントです。
家賃を抑える方法として、家族や友人に頼るという手段もありますが、住み込み仕事がおすすめです。
住み込み仕事は誰でも採用されやすい仕事も多々あるので、すぐに働き始めることも不可能ではありません。
家賃だけでなく引越しにかかる初期費用も企業負担となるケースがほとんどのため、手持ちのお金を気にしなくていいというメリットもあります。
しかし、自分に合っている住み込み仕事かどうかを見極めなければ、かえって無駄なコストになってしまうデメリットもゼロではありません。
複数の求人サイトをチェックし、条件に見合った住み込み仕事を探しましょう。
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