- 夫から逃げるようにして家を出てきてしまった
- お金はないし、頼る人も近くにおらず家もない
- 生活を立て直すためにはどうしたらいいの?
結論ですが、「お金がない、住むところがない」状態の方でも生活を立て直せます。
ただし「お金がない、住むところがない」状態が長いと、社会復帰が困難になる可能性が出てくるので注意が必要です。
この記事では、「お金がない、住むところがない」状態のリスクや脱出するためのポイントを解説しています。
ぜひ本文を読み進めてください。
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お金ない、住むところがない状態になる理由
「お金ない、住むところがない」状況というのはいわゆる「ホームレス」に近い状態といえます。
多くの人は、自分がそんな状況になるなんて、思っていないのではないでしょうか?
しかし、多くの方がホームレスに近い状態になるリスクがあります。
厚生労働省の資料から、ホームレスになった理由の上位を表にまとめました。
ホームレスになった理由(男性) | 仕事が減った倒産や失業人間関係病気・けがや高齢 |
ホームレスになった理由(女性) | 家庭環境の悪化家族との離別・死別アパート等の家賃が支払えなくなった |
ホームレスになる人の理由を紐解いてみると、普通に生活してきた私たちにも、いつ起こってもおかしくないことがわかります。
お金ない、住むところがない状態でいることの危険性
お金ない、住むところもない状態でいると、以下のようなリスクを抱えることになります。
- 十分な医療を受けられなくなる
- 社会的孤立
- 働く意欲の低下
これまで普通に生活してきたのに「お金がない、住むところもない」状態になってしまうと、「誰かに知られるのが恥ずかしい」「なぜこんなことに…」と感じてしまい、人に頼ることもできず、困窮していく人が多いです。
中には、夫の失業をきっかけに離婚、同時に家を失い支援団体を頼った女性もいます。
「下に3人、学生の弟がいるので、そんな広い家でもないし、自分と子どもをおいておけるスペースないから『うちでは見れへん』って。子どもいるし、貯金がなかったからどうしようかなって感じでした」
クローズアップ現代
上記のように、これまで専業主婦で子どもを育てていた方が、給料を稼いでいた夫と別れたことで、一気に収入も住居もない状況に陥るケースも少なくありません。
お金ない、住むところがない状態から仕事を探す難易度
人によって「お金がない、住むところもない」状況は異なるので、難易度も人それぞれです。
例えば
実家に居候していて、身分証明書や携帯電話は所持している |
公園で寝泊まりし、身分証明書や携帯電話もない |
上記を比較してみて、どちらの方が仕事を見つけやすいでしょうか?
多くの方は前者だと思いますよね。
例え所持金や住む場所がなくても、就職で必要な「身分証明書」「携帯電話(連絡手段)」があれば、仕事が見つかる可能性は高いです。
ただし、路上生活している(住所不定)と、求人が減る傾向があるので注意が必要です。
とはいえ、お金も住む場所もない状態だと、物件を借りるのはハードルが高いですよね。
もし、物件を借りるのが自分では難しい方は、生活保護を受けられるか検討しましょう。
- 働くことができない(働いていても必要な生活費を満たせない)
- 直ちに現金化できる資産がない(不動産、自動車、預貯金)
- 年金、手当、保険など他の制度を活用しても必要な生活費を満たせない
- 親族からの援助が受けられない
- 1人暮らしの場合、10万円程度
- 3人暮らし(夫婦と子ども1人、母1人と子ども2人など)の場合、20万程度が目安
※住む場所によって物価に差が生じるため、公平性を保つため金額は調整されます。
もし生活保護を受給できなかったとしても、他にも公的な支援制度はあります。
他の支援制度については、「相談窓口に相談する」の見出しで詳しく解説します。
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お金ない、住むところがない人がやるべきこと3つ
現金なし、家なしになっても、絶望することはありません。
やるべきことを着実に実行すれば、現状を打破できます。
具体的にやることは以下の3つです。
相談窓口に相談する
お金がなく、家もない方が相談できる場所は、以下のようなところです。
市区町村の福祉事務所 | 住居確保給付金や、生活保護の相談など |
社会福祉協議会 | 生活福祉資金貸付を相談できる |
女性センター | 離婚によって家を失い、子どもも育てている方は相談できる |
ハローワーク | 仕事の紹介と併せて、住む場所についても相談できる |
法テラス | 借金で困っている方は債務整理を依頼できる |
NPO法人 | ホームレスの方に住む場所を提供 |
迷う場合は、まず市役所など自治体が開いている相談窓口に行くことをおすすめします。
なぜなら、生活に困窮している方向けの制度が整っているからです。
先に生活保護について説明しましたが、他にも「生活困窮者自立支援制度」があります。
- 働きたくても働けない
- 離婚と同時に家を出てしまい、家も仕事もない
- 再就職に失敗して雇用保険が切れた
など、さまざまな理由で困窮してしまった方を支援する制度です。
まずはお近くにある自治体へ相談してください。
多くの情報が入手できるはずですよ。
適切なサポートを受ける
「家なし、お金なし」で困窮してしまうと、冷静な判断ができなくなります。
日本では多くのセーフティネットが用意されているので、サポートの内容を知り、適切なサポートを受けましょう。
支援名称 | 支援内容 | 相談先 |
自立相談支援 | 相談支援員が、サポートが必要な方の悩みを聞き、解決するために必要な支援について具体的なアドバイスをしてくれる | 市区町村の福祉事務所 |
住居確保給付金 | 家賃が払えずに家に住めない方などに一定期間家賃相当分の支給を行う。ただし「就職活動必須」など条件がある | 市区町村の福祉事務所 |
就労準備支援 | 仕事をしたい意思はあるが、「しばらく仕事から離れていて不安」と、すぐ仕事を始められない方に、ビジネスマナーやパソコンスキルの向上などサポートを行う | 市区町村の福祉事務所 |
就労訓練事業 | すぐ一般企業で働くことが難しい方を対象に、就労体験や、支援付きの雇用を提供する一時生活支援事業:住むところがない方に、一定期間宿泊場所や衣食を提供してくれる。また、就職サポートも実施する | 市区町村の福祉事務所 |
ひとり親家庭住宅支援資金貸付事業 | 個々のケースに合わせて自力支援を行なっている中で家賃を12か月間借りられる制度のこと | 市区町村の福祉事務所 |
上記のように、困窮者それぞれの状況にあわせた支援を受けられます。
受けられるサポートは人によって様々ですが、一例として「住居確保給付金」を説明します。
「住居確保給付金」は以下の条件を満たすと、3ヶ月間の家賃相当分が支給されます。
- ハローワークで仕事を探している(仕事する能力があり働く意欲がある)
- 住む家がない、または間もなく住む家を失う
- 離婚してから2年以内、65歳未満
- 家族の収入合計が基準額以下
- 生活保護などの公的支援を受けていない
- 給付期間の延長が必要であると判断されると、最大9ヶ月間支給延長が認められる
- 支給額は家族構成により4〜6万円程度
- パートやアルバイトなどの収入があると減額されるケースもある
上記のように、支援を受けることで家がない不安は解消していくはずです。
仕事を探す
住む場所の提供を受けられる目処が立ったら、安定した生活が送れるように、生活を立て直す準備をしていくことが大切です。
なぜなら、仕事をしてお金を稼がなくては生活を立て直せないからです。
まずはハローワークで仕事がないか相談に行きましょう。
- 雇用促進住宅・公営住宅への緊急一時入居のあっせん
- 社員寮付き求人の紹介
など、対応してくれます。
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また、住み込み仕事専門求人サイト「スミジョブ」でも探すことも可能です。
お金ない、住むところがないホームレス状態を脱出する際に気をつけるべき4つのポイント
「所持金0円、家なし」のホームレス状態を脱出するためには、以下の事項に気をつけてください。
ネット環境は整えておく
インターネットの普及した昨今で、ネット環境なしで求人を探すと不利になる可能性があります。
なぜなら、採用の合否連絡は登録したメールアドレスに届く場合や、サイトの採用ページ内で知らせる企業もあるからです。
つまり、ネット環境がなければ仕事を探す難易度は高くなります。
もしスマホの月額料金も支払うのがやっとなら、「大手キャリアから格安スマホに変更する」ことを検討しましょう。
大幅に携帯電話料金を削減できるはずです。
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ネットカフェ生活は長続きしないので注意する
ネット環境があるからといって、ネットカフェで長く滞在することはおすすめしません。
理由は以下の2つです。
- 社会とのつながりがもてず孤立してしまう
- 月にかかるネットカフェ利用料は安くない
(上略)
24時間利用で3500円というネットカフェに長期滞在しており、月に換算すれば10万円以上の利用料を払っていたことになる。外食代などもばかにならない。収入はあるが住居を得られない
BUSINESS INSIDER
上記のように、アパートなどで暮らした方が精神的にも、金銭的にも負担は下げられるのです。
ですので、できるだけ早く住む家を見つけられるよう行動しましょう。
子連れで住む場所がない女性は「女性センター」に相談する
シングルマザーで子どもを養いながら働くのは、困難が多いです。
実際にDVで、生計を養う夫から緊急で離れなければならなかった人も存在します。
(上略)
3人の子どもを育てるシングルマザーです。夫から暴力を振るわれ、3年前に離婚。生活費を一切もらえない「経済的DV」も受けていた〜
クローズアップ現代
女性ならではの事情にも相談に乗ってくれるのが、「女性センター」です。
女性センターは都道府県や市町村が運営しており、DVする夫から身を隠せるシェルターの紹介や、支援窓口の案内など、細かいことでも相談できますよ。
まずは女性の人権ホットライン(0570-070-810)に電話をかけましょう。
お住まいのエリア内にある女性センターを紹介してくれます。
借金は法テラスに相談する
「借金の返済が残っていて、今の賃貸アパートの立ち退きを迫られている」状況なら、いっそホームレスになった方がマシだと考えたくなりますよね。
仕事を探しながら、家も探し、さらに借金返済があると、絶望してしまう方も多いのではないでしょうか。
借金については、法テラスの弁護士に相談し債務整理をしましょう。
債務整理とは、高年利の支払いで一生借金を返さなければならない人を救済する法制度です。
借金状況によって、「任意整理」、「個人再生」、「個人破産」の手続きを受けられます。
任意整理 | 弁護士等に交渉を依頼し、債務額を確定させ、支払い可能な月の支払額を合意し支払う方法 (高い利息を取られていた場合、返金や支払額が減額されることがある) |
個人再生 | 返済が困難な状態の場合に、一定額を返済した上で、残りは債務を免除してもらうことを目的とした裁判所の手続き |
個人破産 | 債務を支払えない場合に、債務の免除を目的とした裁判所の手続き |
消費者金融に借りたお金で、高い利息がかけられているケースもあり、返済する必要のないお金を支払っていることもあるので、法テラスで相談することはおすすめですよ。
法テラスは国が設立した機関で、債務整理にかかる弁護士費用を低収入世帯でも支払える金額にしてくれます。
お金ない、住むところがない人におすすめの仕事
お金のない方は以下の仕事がおすすめです。
日払い仕事
「一銭もお金がない、今すぐにお金がほしい」方は日払い可能な仕事がおすすめです。
たとえば、
- 運搬・梱包作業
- 製造業
- 製品のチェック・測定作業
などです。
ただし、面接へ行く交通費は自己負担になることが多いので注意が必要です。
面接交通費も、面接会場に来てもらった後、「後払い」になることが多いです。
交通費の事前支給が必要な状態なら、応募会社に相談してください。
住み込み仕事
日払いの仕事は即金性があって魅力的ですが、安定して収入を得ることはできず、住む家がない不安が残りますよね。
そんな方は、住み込みの仕事を探してみましょう。
「お金がない不安と、住むところがない不安」を一度に解決できます。
もし面接へ行く交通費がない場合は、「赴任交通費支給」の求人を探してください。
スミジョブなら、「赴任交通費支給の住み込み・寮付き求人」が多数紹介できますよ。
とはいえ、もし「住む場所がない」「携帯がとまっている」方だと仕事を見つけるのも簡単ではありません。
そんな方でも、スミジョブは住み込みの仕事を紹介できます。
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お金ない 住むところがない人がよくする質問
- 住み込みの仕事に就くとどんな部屋で生活しますか?
- 住む家がなくても生活保護は受けられますか?
お金ない 住むところがない のまとめ
今回はお金がない、住むところがない人が取るべき行動や注意点について解説してきました。
もし、お金がなく、住むところがなくて絶望する前に、公的機関でサポートが受けられないか相談しましょう。
必ず今の状況を打破できる方法はあるはずです。
また、住み込み仕事をはじめてみるのも1つの手段です。
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