工場で勤務するときの服装は作業着が基本です。
しかし、工場によって作業着の種類が変わったります。また、作業着の中に着るインナーはどんなものが良いのでしょうか?身だしなみの注意点も気になりますよね。
工場によっては衛生面について注意を払わなければいけないところもあります。
今回は、工場勤務の服装について詳しく解説していきます。
関連記事:【工場勤務に転職したい方へ】工場の仕事内容や魅力、向いている人を解説『未経験OK?』
工場勤務の服装は作業着が基本
工場で勤務する場合、ほとんどの業種で男女関わらず会社から支給された作業着を着用します。
工場の作業着は安全面や動きやすさが配慮された作りとなっていて、工場のルールに従った着用をしなければなりません。上着の裾はズボンの中に入れ、ボタンはしっかりとめます。
正しく着用しないと塗料などが作業着の下に着ている私服についてしまったり、作業着が機械に巻き込まれて大怪我をしたりすることがあります。寒い場合はインナーを着用しましょう。
着用できるインナーに指定の素材や色がないか工場のルールを確認してください。
作業着をルーズに着ることは危険であり、さまざまなリスクがあるのです。ですから、作業着は工場のルールに従って正しく着用しましょう。
また、作業着の洗濯は自分でおこなうケースが多いです。洗濯する際は他の洗濯物との色移りや縮み、しわが起きないよう注意しましょう。
工場勤務するなら「制服貸与」か「服装自由」の求人がおすすめ
工場勤務をするなら、服装に気を遣わなくてもいい「制服貸与」や「服装自由」の求人がおすすめです。
ここでは、「制服貸与」「服装自由」の求人の一例を紹介していきます。
<制服貸与の工場求人一例>
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製造工場の服装・作業着について
<製造工場の服装>
- 服:作業服やつなぎ
- 帽子:着用の場合あり
- 靴:安全靴
製造工場では、上下に分かれた作業服や、つなぎなど動きやすい格好で作業することが多いです。
また、帽子の着用を義務づけている工場も多く見られます。
靴は動きやすく、履きやすいものが最適です。特に規則がなくても、サンダルや装飾がついた革靴などは適していません。
滑ったり、ケガをする危険がありますので、滑りにくく履いていても疲れにくい靴を選びましょう。
担当する工程によっては、動きやすさに配慮された服装を指定されることがあります。
例えば、倉庫内作業や電気工事は動きやすい綿の服が好まれます。作業の支障になる突起物や装飾はなく、安全面に配慮したデザインが良いです。
また、一年間ずっと同じ服を着るのではなく、春夏用・秋冬用など季節に合わせて衣替えがあります。なお、寒さが厳しくなると、防寒用の上着が支給される場合もあります。
食品工場・精密機器工場の服装・作業服
<食品工場の服装>
- 服:つなぎや白衣作業服
- 帽子:衛生帽子やフルフード、ヘアーネット
- 靴:クリーン加工された靴、長靴など
食品工場や精密機器工場の場合は、衛生管理がかなり重要です。
不織布でできたつなぎや、白衣作業服などの指定があります。頭部は髪の毛が入らないように衛生帽子やフルフードで覆います。
また、髪の毛と耳を覆い隠すヘアーネットを着用する職場もあります。毛髪の混入や人からの菌汚染などを防止するための服装となっています。
足下は、クリーン加工された靴を履くことが一般的。水産物の加工場では長靴の支給があります。
精密機器を扱う現場では品質に影響が出ないようにするため、ちりやほこりを防ぐため、汚れがつきにくい制電加工された作業服を着用します。
白衣作業服のクリーニングを工場でまとめておこなう場合もあるため、外部への持ち出しを禁止している工場があります。
お客さんの元へと運ばれる商品の品質を守る上での配慮がなされています。
工場勤務の服装や身だしなみで注意する点
作業の妨げになるため、時計やアクセサリーの着用を禁止している工場が多いです。
機械に巻き込まれたり、製品を傷つけてしまったりするからです。
衛生管理の徹底の一環で、香水の使用を控えるよう指示がある工場もあります。
また、食品工場で働く場合は、汚れや異物の混入を防ぐため爪を短くしておきましょう。
食品工場には衛生管理を徹底した『サニタリールーム』が設置されています。サニタリールームに入る際は、更衣室で白衣作業服に着替え、マスクを着用。
さらに、ローラーを作業服にかけてほこりなどを取り、エプロンを着用。その後エアシャワーに入るなど、衛生面の強化に力を入れています。
また、健康状態や、手に傷があるかどうかなども自己申告する必要があります。
まとめ 工場勤務の服装はルールを守って安全に
今回は、工場勤務の服装について解説してきました。
一般的な作業着を着用する工場から、食品工場や精密機器工場など衛生面の配慮がかなり重要視される工場では服装についての規則が厳重に定められている場合もあります。
どのような工場でも適した服装で勤務することを心がけましょう。
工場のルールを守ることで、異物混入などのトラブルを避けられるだけではなく、機械でケガをしたり自分の服が汚れたりするのを防ぐことができます。
工場勤務の服装は安全に作業ができるように考えられていますので、ルールを守って仕事に専念しましょう!
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