派遣でも休日出勤はある?休日手当や出勤できない際の対応も解説!

派遣社員は正社員と比べて自由な働き方ができるというイメージを持っている方もいるのではないしょうか。しかし、その中でも休日出勤があるかどうかを気にしている方も多いと思います。

たくさん働いて給料を多くもらいたい方にとっては良い制度ですが、派遣という立場でそこまでしたくないと思う方がいるのも現実です。

よって今回は、「派遣社員にも休日出勤はあるのか」や、「出勤できない際の対応」についても解説していきます。本記事を参考にして、休日出勤についての理解を深めていただければ嬉しいです。

目次

派遣社員の休日出勤

派遣社員の休日出勤

派遣社員でも休日出勤することってあるの?

皆さんの中には「派遣社員として働いているのに休日出勤は嫌だ」という方もいると思います。

休日出勤をすることによって評価が上がる可能性や、職場の人間関係が良くなる可能性はあるかもしれません。

しかし「頻繁に頼まれると困る」といった方や「休日出勤が無いと思っていた」という方にとって、休日出勤は大きな負担ですよね。

ここでは派遣社員にも休日出勤があるかどうかや、休日出勤の注意点についても解説していきます。

派遣社員にも休日出勤はある?

結論としては、派遣会社との契約によってあるかないかが変わってきます。これは契約上で休日出勤ができる条件が満たされていないとそもそも休日出勤を頼むことはできないからです。よって、契約上休日出勤ができる場合には、休日出勤を命じられる可能性はあります。

ここで、休日出勤を頼まれる可能性の高い職場としては以下が挙げられます。

  • 人の入れ替わりが激しく、仕事に穴が開くことが多い。
  • 仕事に閑散期と繁忙期があり、時期によっては人手を必要としている。

逆にこれに当てはまらない職場であれば休日出勤をすることはあまり無いと考えてよいでしょう。

しかし、就業前にそれを把握するのは困難なので、どうしても休日出勤が嫌なのであれば、派遣会社に休日出勤についての相談をしてみるのがいいでしょう。派遣先によっては休日出勤が多い・少ないことを、派遣会社が把握していることもあるので派遣会社への相談がオススメです。

休日出勤でも休日手当が発生しないケースに注意

派遣先や派遣会社の言っている休日出勤が理解していないと、「給料が割り増しになっていない」「休日出勤が無いと思っていたのにあった」という不満に繋がります。派遣先や派遣会社との話し合いをスムーズに進める為にも休日出勤が発生しないケースも確認が必要です。

休日出勤とは、本来休みになっている日に出勤することを言いますが、すべての休日出勤に休日手当が払われるとは限らないことに注意です。

休日手当とは、労働基準法で義務付けられている法定休日である、4週間の間に取らせなければいけない4回の休みのうちのどれかに出勤をした場合の手当てです。しかし、事前に振替休日を決めている場合には休日手当が受け取れない点に注意です。

振替休日とは、事前に出勤日と休日を入れ替えて出勤させることなのですが、この場合には休日手当が受け取れません。しかし、休日出勤をした後に代わりの休日を取ることを代休と言い、この場合には休日手当が受け取れるようになっています。

自分が代休で休日出勤をした場合には、給与明細で休日手当が入っているか確認することをおすすめします。

休日出勤をした場合の割増賃金

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休日出勤とはいっても休日手当が発生したりしなかったりする場合があり、その条件がわかりにくくなりがちです。ここでは休日手当が発生する条件をわかりやすくまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

法定休日か所定休日かによって変化する

休日出勤にも2種類あると認識しておきましょう。それは法定休日に休日出勤するパターンと、所定休日に休日出勤するパターンです。

労働基準法で定められた法定休日に休日出勤するパターン

労働基準法で定められている最低限の休みである法定休日に出勤する場合の休日手当は、基本給+35%になります。しかし、これは残業代とは重複しないことに注意です。

また、事前に振替休日を決めた場合に関しては休日出勤をしても休日手当は受け取れません。逆に、休日出勤後に休日を決めた場合には代休となり、休日手当を受け取ることができます。

会社で定められた所定休日に休日出勤するパターン

所定休日とは会社が設定した休日のことです。例えば、会社が毎週土日を休みに設定している場合には、4週間のうち休みは8日間になりますが、そのうち4日間が法定休日。残り4日間が所定休日になります。

この場合には4日間は所定休日の範囲内で休日出勤を頼むことができます。この4日間の間の休日出勤に関しては法定休日ではないので、休日手当は受け取れません

しかしこの場合の休日出勤でも、1日8時間か週40時間を超えて仕事をさせる際には残業代として、基本給+25%の割増賃金が支払われます。

休日出勤した場合の料金表

以上で解説した、所定休日・法定休日それぞれの割増賃金について表にまとめました。

この場合でも法定休日の休日出勤では、代休ではなく振替休日だと休日手当が発生しない事に注意してください。

割増賃金表 所定休日 法定休日
時間内労働 +0% +35%
時間外労働 +25% +35%
時間内労働+深夜給 +25% +60%
時間外労働+深夜給 +50% +60%

 

派遣社員が休日出勤を頼まれたら

派遣社員が休日出勤を頼まれたら

休日出勤を頼まれたらどうやって対応すればいいのでしょうか?

派遣社員でも仕事が忙しいときには休日出勤を頼まれるかもしれません。しかし、「急に言われても予定があるから休日出勤ができない」といった場合もあるでしょう。そんな時には断ることができるのでしょうか。ここでは断る方法も一緒に解説します。

休日出勤を断れるのか

結論ですが、休日出勤をする前提で契約を結んでいる場合でも、正当な理由があれば断れる場合があります。
休日出勤を断る際の理由として挙げられるのは以下の場合です。

  • 結婚式や法事などの予定が動かせない行事がある場合
  • 旅行などで宿泊先の予約をしていてキャンセル料金がかかってしまう場合
  • 通院や介護などの動かしづらい予定がある場合

これらの理由であれば、休日出勤を断れる可能性があります。

ただし、休日出勤をする前提の契約の場合には何らかの処分が与えられるかもしれないという点は理解しておきましょう。

また、なんの処分もなく休日出勤を断れた場合でも、断り続けていると事前の契約と話が違うという理由で契約を切られてしまう可能性があるので契約書の記載がどうなっているかも注意してみてください。

対策としては、予定がわかった時点で休日出勤できそうにない旨を申告することが重要です。派遣前に予定がわかる場合には派遣会社にその旨を伝えておくと、休日出勤が無いような職場に派遣してくれることもありますので事前に相談しておきましょう。

派遣会社との契約内容を確認する

休日出勤を頼まれた際に休日出勤をするべきなのかわからないという場合は、まず契約を確認してみましょう。ここで確認すべきは、派遣会社と結んだ契約です。
以下の2点が当てはまれば、休日出勤はしなくても良いことになっています。

  • 36協定の締結がされていない
  • 契約書等に休日出勤に応じなければいけない旨の文言がない

前提として派遣契約では出勤日や休日の管理は派遣先が指揮命令者として責任を負っており、派遣社員は派遣先の指示に従う必要があります。

しかし、派遣社員をどの程度働かせることができるかに関しては、派遣社員と派遣会社の契約内容によります。

よって、休日出勤を頼まれた際に休日出勤をするべきなのかわからないという場合は、まず契約書を確認することがおすすめです。

契約書が正確に理解できる自信がないという場合には、派遣会社に確認すれば正確な回答が得られますので一度お問い合わせをしてみましょう。

直接断りにくいときは派遣会社に連絡してみる

どうしても休日出勤を断りたい場合でも派遣先に言いづらいことがあると思います。その際には、派遣会社を通して休日出勤を断る手段もあります。

しかし自分でやり取りできないことに不安を抱く方もいると思いますので、その場合には派遣会社に対しては相談にとどめておいて、休日出勤を断るのは自分で交渉をするのが良いでしょう。

まとめ

今回は派遣社員でも休日出勤はあるのか。休日手当や出勤できない際の対応を解説しました。

結論として、派遣社員でも休日出勤があり、特に忙しい職場では休日出勤が発生しやすいです。休日手当に関しては法定休日か所定休日かによって休日手当が発生するか決まるというのがポイントになっています。

また、断りづらい休日出勤も、正当な理由があれば断れる可能性があるとわかっていただけたと思います。

どうしても休日出勤をしたくない方は、派遣会社と契約を結んだ際にその旨を伝えておくと派遣先でもスムーズに仕事を進めることができるので、一度相談してみてはいかがでしょうか。

本記事を参考にして、皆様の派遣社員の休日出勤への理解が深まったのなら幸いです。

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